横浜市栗原様邸のご紹介

今日は、横浜市の栗原様のお宅のご紹介をしましょう。
かねてよりお持ちの戸建て住宅の老朽化により建て替えをご希望。IT関係のお仕事をされていたご主人の伸浩さんは海外への出張が多く、さらに奥様の宏子さんはアメリカ留学のご経験ありということで、欧米の住宅をたくさんご覧になっていました。そんなお二人の思いのこもったどこにもない特別な住まい。思いっきり自由で、思いっきり快適なマイホーム造りのお手伝いをさせて頂きました。伸浩さんが海外出張中でも、当時メーリングリストを作り連絡を取り合っていたので、細部に至るまでとてもスムーズにミーティングできました。
まずは外観。外壁はジョリパットコテ仕上げ、屋根にはスパニッシュ瓦を葺いて南欧スタイルに。エントランスの手すりやポストは、オリジナルデザインを鍛造鉄で制作しました。鉄という素材でありながら手作りのぬくもりが感じられ、アクセントとして建物がとても引き締まりました。


こちらは伸浩さんの書斎。お持ちの書籍がびっくりするほどの数。そこで、収納力たっぷりの可動式本棚を現場にて作成しました。それに伴い、床補強もしっかりと施しました。常に数台のコンピューターで作業が出来る長いカウンター、大好きな自転車を玄関よりスムーズに入れられるように段差のないフラットなフロア、多趣味でいらっしゃる伸浩さんの思い描いたことが全て詰まった部屋が完成しました。


明るいリビングルームをご希望とのことで２階に配置しました。壁の仕上げはもちろんドライウォール。2000色以上のカラーサンプルの中からじっくりと選び、優しいイエロー系に決まりました。リビングから続いた和室は、時に宏子さんの趣味であるフラの練習場に。そのため、間仕切りドアを閉めた時に和室側の面は全面ガラス貼りというちょっとした工夫をしました。また、洗面所・浴室・トイレ・廊下、全ての空間で常に快適な温度を保つHVACシステム（セントラル冷暖房システム）を導入しました。


翻訳のお仕事をされている宏子さん。家事とお仕事を両立するための動線を考え、ワークスペースはリビングに。こちらにもコンピューターなどの機器が多く設置されるため、コンセントを多めに設けました。今回、どのお部屋のコンセントも抜け止めタイプにしてあるため、うっかり抜けてしまうことがなく安心。アティックは、収納たっぷりの物置としてとっても便利です。


お二人ともグルメなだけでなく、お料理がプロ級。もちろんキッチンにはとてもこだわりました。家庭用最大の火力のガスレンジはもちろん、カウンターにはパスタやパンを手作り出来るように大理石を埋め込みました。清潔感のあるホワイトカラーのUSキッチンキャビネット。あえて同色のタイルを貼り、視覚的にも明るく仕上げることにより、リビングとの繋がりも違和感なく収まりました。お二人仲良くお料理出来るように、スペースも広めにとりました。


輸入住宅とは言え、日本人としてはタタミの部屋も欲しいところ。リビングと接しているので、間仕切りを開放しても違和感を感じさせないコンテンポラリーな和室をデザインしてみました。ラウンドトップのサッシに障子というちょっと大胆な試み。障子は、フランク・ロイド・ライト風なラインとし、月桃紙を貼りました。落とし掛けは雲をイメージし、なだらかな曲線で表現しました。


常に良い作品を残すため、日米の職人さんたちが合同で施工にあたり、現場は終始なごやかな雰囲気。栗原ご夫妻も交えてパチリ。


完成後、栗原ご夫妻より素晴らしいコメントを頂きました。当社日米スタッフ一同、とても感謝しております。ありがとうございました。

【安心のシロマホーム】
綿密な打ち合わせにも驚きましたが、城間ご夫婦が毎日大工さん達といっしょに現場にいらっしゃるということにもっと驚きました。大手の施工店には考えられないことです。常にベストをめざして部材の選定から器具の設置まで細やかに考えてくれるシロマホームにお願いして、本当に良かったと思います。
私達の夢をかなえ、しかも工期中は、心から安心して家作りを楽しませてもらえました。インテリアも実用性をふまえて考えてくださり、満足しています。
それぞれの担当の方も親切で、私達のことを考えて工事を進めてくださいました。シックハウスや欠陥住宅が問題とされる中、シロマホームはどなたにもお勧めできるホームビルダーです。
　
【快適設計！】
ユニコ社の空調システムは、期待以上に快適です。大きな間取りでオープンな設計にしたにも関わらず、どこにいても快適空間。梅雨時のうっとうしさを感じることなく過ごしています。また、私のパソコンに向かう仕事と家事が両立できるよう設計されているため、ストレスもありません。趣味のための空間も確保され、幸せいっぱいの毎日。外出したくないぐらいです。シロマさん、本当にありがとう！